コロナショックで腰を抜かしてます

結婚式に出席してくれたり、一緒にツアーしたり、セッションしたり、録音したりしていた音楽家や俳優、スタッフやお店の仲間や友達が悲痛な状況になっていることに心が痛みます。どうか嘆かないでピンチをチャンスに変えて新しい人生を創造して貰いたいと切に願っています。僕が楽勝でイケイケかというととんでもなく大変ですから同じような状況なんですけどw

もうね、正直、腰を抜かしてますよw偉そうなこと書いてますけどw

どうです、皆さん、腰抜かしちゃいません?僕はもう既に腰を抜かして全くやる気が出てこないですw

お金は入らない、仕事は無くなる、仕事あってもコロナになりたくない、テレビやネットでは悲惨な話ばっかり。引きこもりは飽きた!もう嫌だ!

となりながらも、実は今回の事で目覚めの時が訪れたような気がして、なんだか嬉しい自分もいるんですよね。

時代の転換点を過ぎるともう元には戻らないんだから、じゃあ全く新しい人生にチャレンジするチャンスだと思ってみたんだよね。それを書こうかと思いました。いつどうなるか解らないから、書ける時に連投しますね。

日本では、仕事を変えたり生きかたを変えたり、冒険して事業を失敗すると世間様は冷たいですけど、今回ばかりは違う気がします。

コロナや政府やリーダーのせいにしても良いんじゃないかな。

もちろん、自分が全責任を負う人生ですから、本来は誰かのせいにするような事ではダメかもしれません。けど、このような危機の時は自分一人で抱え込むことはできません。

今まで贅沢をしてきました。けど、その贅沢はもうできません。僕みたいに意志の弱い人間は、時間が経つと忘れてしまい、また同じ過ちを繰り返してきました。けど、今回は「やりたくなっても出来ない」んです。

これは、僕にとってはとてもラッキーな事だと思いました。

例えば食事。

オーガニックを学び田舎暮らしを始めました。断捨離をして執着を捨てなければ、毎日祈り、健康に良い食事を自炊したり、半農半Xで自分が食べるものは自分で作り、余ったら周りの人に無償で分ける。なんて、志を持って静岡移住を決め込んでましたが、全然出来てなかった。

収入が上がるとそれなりな使い方や接待を受けるとシャンパン。忙しいからとコンビニでの買い食い、外食での散財。必要以上に機材や楽器をため込んだり、出張と称して全国を燃費の悪いクラウンで走り回ったり。もうね、ダメなこと書いたらキリがないんですw

そんな僕みたいなやつでもコロナは気づかせてくれた。

執着をさらに深いところまで見つめさせてくれました。

あなたはどうですか?

2月に中国の状況を知ってから早々にイベントや商談が中止になり篭り始めた、それ以前に福祉を退職していた。何かが違うと心の奥からの衝動で動いていた。

けど、夜動く世界の状況に心を奪われて、昼夜逆転した。酒は好きだけどあまり飲めないから溺れるってことはないのは幸いですが、強かったら逆にアル中になってたかもwそれぐらい思い、悩み、考えた数ヶ月でした。

お茶の仕事を後進に譲って引退しようか、ドラムも音楽もありがたい古民家も全て手放して一人になろうかとか。ほんと生死の事まで考えてました。

そんな時、標高1,000メートル、冬はマイナス15度以下になる極寒の地で、毎日5回、早朝から夕方まで、滝行をしている行者さんが訪れてくれました。

「この物質社会、お金の社会が終わり、新たな時代に導けるように神様たちが動かれている」

「社会を混乱に貶めているのは神ではなく、霊で、それも悪霊です」

「悲しみの根源は、水子がないがしろにされた悲しみが地球を覆っているから」

「祈ることが神やご先祖様へのご飯と同じエネルギー、皆、祈りを忘れている」

「祈ることこのことが現状を超えられる唯一の方法」

などと、目が覚める話を聞かせていただきました。

前出の仲間たちに僕は今何も出来ない。

空元気を書いてもしょうがない。

だからこそ、こんなピンチの時に祈りや修行に就かせていただいて、短い間でも自分を見つめ直して、来世に向けての終活に取り組めるのは本当の意味でのチャンスだと思ったのです。

買い食いや外食をやめて、自炊や限られた仲間が食事を用意してくれたり、水道水は塩素が入ってるから菌も死んじゃうから、沢水を汲んできたり、飲み物も三年番茶やそれで入れたティー珈琲にしたり、添加物を取らないとお通じも驚くほど良くなりお腹に力が入ってくる実感。皮下脂肪もどんどん落ちてきて、身が軽くなっています。ま、運動不足で筋肉が萎えている気がしますから、性根を叩き直して動けるように準備していこうと思ったり。

ドラムを録画したり新曲を作ったりとかすれば良いんでしょうけど、今は、そんな気分にもなれず、今までの慣習や義務感を捨てて、心が動くまま、時に乗るような気持ちでいます。こんなこともコロナパニックじゃなかったら、日々の仕事に追われて出来なかった。

僕らはみんな働きすぎていたよ。

競争社会の幻想に追い立てられて、気がついたら他人を蹴落としたり、果てしない欲望の夢を追い続けてきました。

ここらで一服して、死んだら物やお金は持っていけないし、持っていけるとしたら思い出だけ。かっこいい車も素敵なお部屋もお洋服も羨まれるような暮らしも持って行くことは出来ない。だったら、今のうちに、今回の流れで手放していいじゃん。全く新しいものが手に入るかもしれないし、新しい人生が始まるかもしれない。ダメでコロナに感染して死んじゃったとしても、そうなる前に断捨離して気持ち良くあの世に行けるように。終活もこうなったら老若男女皆にその時がいつ訪れるか解らなくしたのがコロナ。

だったら、今までの栄光や悲しみや後悔も全部捨てて、身軽になったらいいと思いました。逆に、そういう風にこの危機を使えるかどうかが、来世、どうなるかを決める鍵だと思いました。

人類史上滅多に経験できるような状況じゃないですし、こんなことを経験できる人生を選んだのも僕らですから、ピンチはチャンス。

今までの価値観に囚われすに、大胆に行動できる体制を整える期間にしたらいいなと、腰抜かしてるおかげで深く深くそう思いました。

明日から山籠り。役行者に会いに行ってきます。

帰ってきたらまた報告させてください。

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